祭壇奥の大きなコンクリートクロス。 さらにその奥からふたりを見守るシンボルツリー。 コンクリートとガラスで構成されたシンプルなチャペルだからこそ、花嫁の美しさをより一層引き立てます。 絶妙にカーブしたバージンブリッジは、安藤忠雄氏のアイデアが詰まった不思議な造り。 幻想的な入場シーンがかなうチャペルの魅力をご紹介します。 (着席~80名)
チャペルは祭壇奥と後方がガラス張りの造りで、光あふれる明るい空間です。 チャペルへ続く「バージンブリッジ」は、ゲストがチャペル内に入ると、この回廊が見えにくくなる構造をしています。 ゲストの待つチャペルへ、アプローチをゆっくりと歩みを進める花嫁。 バージンブリッジのガラスに太陽の光と輝く緑が反射するため、ゲストにはまるで森の中から少しずつ花嫁が現れるような感覚に。 バージンブリッジを抜けたところで、母親からのベールダウンを。 幻想的な入場シーンに、ゲストも思わず溜息がこぼれそう!
祭壇正面には、樹齢120年のシンボルツリー、欅(けやき)が。 安藤氏はこの大木を気に入り、もっとも美しく見せるためにこの建物を設計したといわれています。 シンボルツリーを通った光はやわらかく、美しいふたりの姿を包み込むよう。 そのロマンチックなシーンは、ゲストの心に深く刻み込まれるはず。
入場シーンを盛り上げるのはキーボードとバイオリン。 コンクリートのボールド天井に音が響き渡り、神聖な誓いのシーンを演出します。 チャペル内は80名まで着席可能な木製の長椅子が並べられており、背もたれが低めで和装のゲストも安心な高さになっています。