オープンキッチンとは、披露宴会場のすぐ隣、ゲストから見える形で設置されたキッチンのことです。多くはカウンター形式やガラス張りになっていて、キッチンスタッフの行き交う姿や手元が目るようになっています。 従来の結婚式場やホテルでは、1つのキッチンから料理をエレベーターや台車で各会場へ運ぶスタイルが一般的でした。ですがその場合、どうしても運んでいる間に料理が冷めたり、状態が変わってしまうことも…。 その点、オープンキッチン付きの会場ならレストランさながらにベストな状態で料理をゲストに届けることができます! オープンキッチンには他にもメリットがたくさんあり、今では新郎新婦様が会場選びの条件にするほど注目を集めています。 では、具体的に新郎新婦やゲストにどんないいことがあるかご紹介します。
オープンキッチンの利点は、キッチンスタッフからもパーティの進行具合やゲストの顔が見えるところ。火入れや冷蔵庫から取り出すタイミングも、キッチンスタッフがダイレクトに状況を見て絶妙にコントロールできるので、一番おいしい熱々・冷え冷えの料理をゲストに味わってもらえます。 ウェディングながらレストランさながらのこだわりが叶えられるのは嬉しいポイント!
キッチンスタッフの手元が見えるのも、オープンキッチンのいいところ。 調理のプロセスを全てオープンにできるのは、料理やスタッフの腕に自信がある証拠でもあり、ゲストに安心感を与えます。
最近は余興やスピーチんどの演出は控えめにして、ゲストと一緒にゆったり食事や歓談を楽しむパーティが好まれる傾向に。ただ、「何もしないのも間がもつか心配」という新郎新婦が多いのも事実です。 その点、オープンキッチンのある会場なら、キッチンスタッフの洗練された包丁さばきやグリルパフォーマンスなど、普段なかなか目にすることのないプロの調理自体がパフォーマンスに。 会場内に漂ってくる香りもまた、ライブ感たっぷりの演出となってゲストの期待感を高めてくれるはずです。
オープンキッチンならゲストの温度感や様子を見ながら料理を提供できるため、「あのおばあちゃん、ちょっと食べにくそうだからお肉カットを提案してきて」「あのテーブルの方、あまり食べていないけど何か苦手なものやアレルギーがないか聞いてきて」など、シェフが様子を伺いながら声をかけます。 ゲストとしても顔が見えるシェフには、より安心感や親近感を感じられるもの。オープンキッチン付き会 場では、料理に「人の温かみ」という価値をプラスできます。