S&K
挙式会場名
披露宴会場名
挙式日
挙式スタイル
招待人数
私たちにとって奈良は 単なる故郷ではありません 出会い 育ち そして人生の土台を築いてきた “大切なはじまりの場所”です 「奈良で結婚式を挙げるのも素敵だね」 ——そんな何気ない会話を重ねる中で 自然と心は奈良に向かっていました そんな時 ふと目にしたのが 菊水楼のブライダルフェアのご案内でした 少し緊張しながら訪れた初めての見学の日 門をくぐった瞬間 静けさとぬくもりが調和した空気が 私たちをやさしく包み込みました 130年以上の時を重ねた建物の凛とした佇まい そこに流れる豊かな時間 そして懐かしささえ感じさせる 穏やかで温かな雰囲気に心を奪われました とりわけ印象に残っているのは おもてなしの心とお料理の素晴らしさです スタッフの皆さまのさりげない気遣いとぬくもり そして料理長の想いが込められた 一皿一皿が 私たちの心に深く響きました 「ここで大切な人たちと特別な時間を分かち合いたい」 ブライダルフェアからの帰り道 2人でそう確かめ合い 迷うことなく 菊水楼を“人生の結びの場所“に選びました
父と母が今まで30年間支えてくれた思い出が ずっと頭の中にぐるぐる巡るような 思い出に浸るような時間になるんじゃないかな 29年間ずっと実家を離れたことがないので 思い返すと 日常生活でもしんどいこと辛いことがあったとき やっぱりお母さんが近くにいてくれて なにか話を聞くとかではないけど 「大丈夫だよ」って本当に愛情をたくさんもらって お父さんも本当に厳しい人だけど 困ったときには絶対に助けてくれる人 そんな親御様におふたりの想いを伝える あたたかく そして厳かな教会式
ゲストの皆様と過ごす時間を一番に考えられていたおふたり 歓談のお時間をたっぷりとご用意され 久しぶりに集まった皆様とのお時間を楽しまれました 日常を切り取りご用意されたスライドショーは 非日常な空間で少し緊張感はあるものの いつものふたりを感じられよりアットホームな空間に 当日はたくさんのゲストにお越しいただきましたが 限られた時間の中で一人ひとりに 想いのすべてを伝えるって正直難しい お打ち合わせではそう感じられていたおふたり できる限り自分たちの言葉でゲストに想いを伝えようと お色直しのエスコートにお呼びしたご兄弟には それぞれ自分にとって“あなたがどんな存在なのか“ 皆様の前でご紹介してくださいました 想いを伝えるためにご用意された ダイジェスト映像を鑑賞する時間は どんな気持ちで結婚式を迎えるのか ご招待したゲストはどんな存在なのか ゲストへおふたりの想いが届く大切な時間となりました
結婚式の準備期間は 想像していた以上にあたたかく幸せな時間でした ただ準備を進めるのではなく 自分たちのこれまでの歩みを振り返り 感謝の気持ちをあらためて噛みしめる大切な日々 両親や家族 友人たちが これまでどれほど大きな支えとなってくれていたのか ——その存在の大きさを改めて深く感じることができました 忙しさのなかで見落としがちだった たくさんの愛情にも心を向けるきっかけになりました そして迎えた当日 大切な人たちに囲まれながら 2人で「なんだか照れくさいね」と 笑った瞬間を今も覚えています こんな日だからこそ 普段はなかなか伝えられなかった 「ありがとう」の気持ちを まっすぐ届けることができました あの特別な1 日があったからこそ 日々の中にある小さな幸せや思いやりにも より一層心が向くようになりました これからは私たちが受け取ったたくさんの愛を 感謝という形で少しずつ返していけるよう 歩んでいきたいと思っています
この夏 私たちは新しい命を迎えます ふたりの人生に もうひとつの命が加わるという喜びを “はじまりの場所”である菊水楼で形に残したい ——そんな思いから マタニティフォトをお願いしました 久しぶりに訪れた菊水楼は まるで「おかえりなさい」と 語りかけてくれているようでした あの日と変わらない温もりのなかで 新しい家族を想いながら歩いた回廊や庭園には 過去と未来を結ぶ“いま”が刻まれていました きっと人生にはうまくいかない日もあると思います それでも手を取り合い 笑い合い 支え合いながら 小さな幸せを大切に重ねていける夫婦でありたい いつかふたりが年を重ねても 「あなたと出会えてよかったね」と 微笑み合える関係でいられるように 変わらぬ愛を胸に「愛してる」と 伝え続けられるふたりでいたい 私たちにとって菊水楼は 人生の“はじまりの場所”であり これからも“帰ってこられる場所”です 将来 子どもと一緒にこの場所を訪れ 「ここで結婚式を挙げたんだよ」と 語る日がくることを心から楽しみにしています