ラ・クラリエールの先輩カップルレポート詳細情報

なんと言っても緑がいっぱいで、どこを見渡しても木のぬくもりが感じられ、太陽の日差しが教会に入り、ナチュラルで温かい雰囲気だったことです。また、親族が遠方に住んでいるため、最寄り駅に新幹線が停まり、駅からバスでの送迎をして下さることも決めてでした。さらに、保育園やカフェが併設されているので、式の間や待ち時間にゲストの方に喜ばれそうだな。と思いました。私達は見学へ伺ったその日に「ここで式を挙げたい！」と思い、決めました。

私達は「野菜」を教え、育てる仕事に就いています。二人の出会いも、入籍日も野菜が関係しています。このお互いの共通点の野菜を使って『今まで二人が生きてきた中で、お世話になった方達を私達らしくおもてなししよう』と決めていました。なので、ゲストの方々へ感謝の気持ちを三橋の森の中で届けようと、式場の雰囲気に合うようなコーディネートに努めました。テーブルクロスは森をイメージして緑にし、ナプキンは野菜が育つ土を連想させる茶色にしました。その上には葉っぱをモチーフにして二人で作ったゲストの席札を置き、1枚1枚裏側へ一言添えました。また、ゲストの方々との思い出の写真をアルバムへまとめて飾りました。他には、動物の小物やお互いの乗っている愛車のミニカーを使ってウェルカムグッズやウェルカムボード、リングピローを作成し、手作りの温かさを出しました。なので、テーマは『野菜』と『手作り』です。

できる限り野菜をさまざまな場面で取り入れたことです。1月の式だったので、冬野菜を使ったブートニアとブーケをお願いし、テーブルフラワーにも野菜を取り入れて頂きました。料理には私達の作った野菜をシェフの御厚意により使って頂き、ウエディングケーキは畑をイメージして作って頂きました。フォトラウンドには、野菜の玩具を使い、各テーブルで野菜を持ちながら皆で写真を撮りました。お見送り品には老若男女問わず使って頂けるような野菜のデザインを施した手ぬぐいをデザインし、ゲストの方々へ手渡ししました。

どの方も笑顔でハキハキしていて、言葉遣いや対応も丁寧でした。毎回打ち合わせへ伺うのがとても楽しみでした。私達の式は人数やイベントも多く、沢山のことを詰め込みすぎてしまったために、ご迷惑やご負担をおかけしたと思いますが、担当してくださった方のアドバイスや後押しと素敵な笑顔のおかげで、無事に全て挙行することができました。他にも、一緒にドレスを選んでくださったドレスサロンの方をはじめ、素敵な髪型にしてくださったメイクの方、料理に私達の野菜を取り入れてくださったシェフの方、畑ケーキを考案してくださったパティシエの方、野菜ブーケを作成してくださったお花の担当の方、司会の方、楽器を弾いてくださった方、カメラマンの方…。皆様のおかげで思い通り以上の式を挙げることができました。La Clairiereはカフェが併設されているので、気軽にお邪魔することができます。式が終わってもまた担当の方とお話ができる事は他にはない魅力だと思います。

料理はとても美味しく、ゲストの方々に大変喜ばれました。また、高齢の祖母のためにお箸を用意して頂き、お子様ゲスト用のプレートもあり、とても嬉しかったと言う声を聞きました。料理の中へお互いが作った野菜を使いたい思いが強かったので、試食会の際にシェフへ相談しました。後日、シェフに野菜の味見をして頂き、当日は料理やケーキへ使いました。私達の作った野菜を綺麗に美味しく料理してもらえたことが嬉しく、感動しました。また、ケーキバイキングのケーキの種類、ドリンクの種類も豊富でした。

式場が決まり準備を初め、式まで半年余り。あっという間でした。二人で一生懸命BGMを決めたり、生い立ちDVD作りや席次表に苦戦したり、ペーパーアイテムを考えたり…。たまに意見が食い違って喧嘩にもなりましたが、思い返すとそれ以上に笑顔がいっぱいありました。当日は、家族や友人、職場の方々に祝福されて、笑いあり・涙ありの夢のような幸せな1日でした。両親の嬉しそうな表情やゲストの方々の温かいお言葉に感激し、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。野菜のようにみずみずしく、La Clairiereのような温かさを持って、ゲストの方々の前で誓った約束をいつまでも大切にしていきたいです。