M&I
挙式会場名
披露宴会場名
挙式日
挙式スタイル
招待人数
おふたりの心には、はじめから「自分たちらしい一日を創り上げたい」という明確なコンセプトがありました。打合せは、その芯となる想いに、プランナーがどのように彩りと深みを加えていくか、まさに共創のプロセスとして進行していきます。おふたりが大切にされたのは、すべての演出やアイテムに「意味」が宿っていること。細部にまで一切の妥協なくこだわり抜いたその姿勢が、唯一無二の世界観を持つ結婚式へとつながっていきました。
人前式は、「ゲストとともに創り上げる時間」おふたりが大切にされたその想いが、オリジナリティあふれるセレモニーへと昇華しました。春の季節に合わせて取り入れた演出「ブーケストーリー」では、ゲストから新郎様へ、そして新郎様から新婦様へと、想いのリレーでブーケが完成。チューリップ一輪一輪に込められた気持ちが束ねられ、かけがえのない花束になりました。また、結婚証明書にはお名前にちなんで「石の証明書」を採用。ゲストお一人おひとりが思い思いの石を選び、そこにおふたりの似顔絵を描いていくというユニークなスタイル。世界にただ一つの証明書が完成する過程は、まさにゲスト全員が証人であり、クリエイターでした。あたたかな笑顔が満ちる、心に残るひとときとなりました。
テーマはお名前にちなんだ「Moon River」会場に大きな「月」のオブジェ。まるで物語の一場面のような入場シーンでは、場内が静かに暗転し、おふたりがその月をまたいで登場されました。その幻想的な光景に、ゲストからは思わずため息が。さらに、遠方にお住まいで当日参列できなかったフィンランドのご友人とは、オンライン中継でつながり、まるで月から会話しているかのような粋な演出も加わりました。月面着陸をテーマにしたウェディングケーキには、ライトセーバーでの入刀というユニークなひと幕も。遊び心と美意識が共存する、まさにおふたりらしい特別な時間が流れていました。
披露宴でゲストの心を最も動かしたのは、新婦様がご着用された、なんと新郎様自らが仕立てたウエディングドレスでした。洋裁の経験が一切なかった新郎様は、「想いをカタチにしたい」という一心で、ゼロからデザインを起こし、幾度も試作と修正を繰り返しながら、一着のドレスが完成。このことはパーティーの最中にサプライズで明かされ、制作過程のエピソードとともに、会場は驚きと感動に包まれました。さらに、会場装花は結婚式のテーマに合わせて、「川」を表現。ゲストテーブルには川の流れを思わせるしつらえが施され、そこには新婦様がお名前に合わせて幼少期から密かに集めてきた「石」がそっと添えられました。おふたりらしい想いが織り交ぜられた、唯一無二の空間が生まれました。